2020年10月21日水曜日

Low Lightで試す

 入手してから毎日のようにテストを繰り返してます。

α6300→α7RIIIとは違ってノイズや色再現など違いが大きすぎるからです。

天候や都合の関係でタイミングが悪いのですが、近くの公園ならすぐいけます。

というわけでまた走井山公園へ。

日没後のまだ少し明るい時間帯からほぼ真っ暗になる18時前まで撮っていました。

α7SIIIで便利なのが拡張ISOでS-logなISO160から撮れることです。

これはダイナミックレンジが犠牲になりますが特に気になるほどではなかったです。

ISOはF4で800前後、F1.4でもNDが要らないので撮りやすいです。

高感度域のテストですがまずAFの確認を。

α7SIIIはα7RIIIより確実にAFの食いつきが違います。

でもほぼ全面になったフォーカスエリアのせいで画面端で今まで合わないから気にしなかった所に合ってしまうことがありました。

それと動物瞳AFの挙動。

動画でも瞳AF効いたっけ?  猫の瞳を捉えているのですが頻度は低めで、前回テストした時は瞳認識しなかったと思います。

暗めだったので挙動が怪しいのかもしれませんが、スチルのような瞳AFはできてません。

この辺は今後のFirmwareに期待しておきます。

50mmでもF1.4だとかなりボケます。 至近距離ならなおさらです。

どこかに合って迷うことはないのですが、任意の位置に合わないと困ります。

そこでタッチフォーカス&トラッキング。

ちゃんと認識できれば精度は高いです。

遠くに被写体でもタッチすれば一瞬で合焦します。

135mmだとボケすぎてダメなことが多かったですが50mmならMF不要かもしれません。

ここも使いながらやりやすい方法を考えていきます。

暗くなって街灯がメイン照明になってきました。

F1.4なのでISO12800~になりますがまるで昼間のようです。

暗いところで感度を上げていくと色調が落ちてノイズが増えることもあり独特の雰囲気になります。

ところがα7SIIIで普通にLUTを当てたりすると夜の表現ができないほど普通に写ってしまいます。

グレーディングというほどの事はしてませんがDaVinciResolve&FCPXでH264で書き出しています。

DaVinciResolveとFCPXでなぜかガンマがズレていました。 原因追求せねば。

今回はカット編集だけのFCPXで少し後補正してます。

あの扱いにくかった夜間のS-log3が露出調整やノイズ処理をせずにほぼ撮って出しでここまで撮れるとは思いませんでした。

かなり明るく撮れていたのでトーンは下げてますが、シャドー部の再現はすごいものがあります。

α7RIIIでS-logだと露出アンダーにするとノイズで使い物にならなかったのですが、α7SIIIだと想像以上にシャドー部を持ち上げられるのでガンマカーブに沿った適正露出を心掛けたほうがよさそうです。

試写してみるとやっぱりワイドで明るいレンズが欲しくなります。

この公園だとF4のレンズではISO20000以上になるのでかなり厳しくなります。

とりあえずテストを繰り返して撮りやすい設定を見つけたいと思います。



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