インストールしてすっかり存在を忘れていたFinal Cut Cameraを通勤路で試してみました。
全体的にUIがわかりにくいです。
比較は純正カメラアプリとBlackmagic Cameraです。
純正アプリはRECスタートで色温度の固定ができますが基本的にオートだけです。
タッチAFやスポット測光?が使えますが車載には不向きです。
何も考えずただ撮るだけなら特に不満はありません。
しかし雨天だと13mmワイドがマクロを兼用しているのでフロントガラスにフォーカスされる事があります。 というか確実にフォーカスが動きます。
そのためフォーカスを固定できるBMCを使用していました。
BMCは音量以外はほぼマニュアルで設定できるしApple Logでの記録も外部SSD不要で可能です。
ところがBMCは露出オートの挙動が悪いです。
一昔前のコンデジのような制御で明暗差が大きいと使えないカットが量産されてしまいます。
一般道であればそんな状況は少ないけど林道ではこれが大きな欠点になります。
でもBMCは普通の撮影であればiPhoneとしてはこれに勝るものはないくらい出来が良いです。
そこでOSMO Pocket3を購入して車載化したのですがジンバル特有の追いかける動きがあるので車載にはちょっと向いてない感じです。
しかし露出制御は断然良くて画質もいいので現状は満足しています。
そしてFinal Cut Cameraです。
露出の制御はBMCより純正アプリのほうが良くて自然です。 それでもOP3よりは悪いです。
純正アプリがマニュアルフォーカスできればそれでいいくらいなんですが、色温度なども固定化できます。
そして車載のマウントをOP3と兼用できるようにブラケットを作りました。
今までの経験からMagsafeで十分だったのでNikonの双眼鏡用三脚アダプターを少し曲げて作りました。
ルーフライナーのマウントベースは水平ではないけどOP3はジンバルだし、今回のマウントはMagsafeなので自由です。
そして試してみたら・・・なんかiPhoneでモニターしてるとカクカクです。
フレームレートが低いです。
純正アプリは他の要素がないのでとても滑らかですが、これはinsta360 FlowのアプリやDJIのアプリでも同様です。
BMCはフレームレートの問題は感じませんでした。
そして記録したファイルをPCで再生したらカクカクでした。 あれ?
明らかに30fpsより低いような。 記録は60fpsです。
そしてファイルを調べてみたら設定できないはずの50fpsになってました。
もしかしたら25fpsで記録されてEXIFは50fpsになってるのかもしれないです。
でも原因は不明です。
そして翌日再チャレンジしたら60fpsで記録できてました。 謎です。
まだ林道では試してませんが使えるかどうかはまだわかりません。
OP3は長回しだとファイル分割されますがとても安定していて熱停止などは一度もなかったです。
iPhoneはBMCで真冬でも直射日光で熱停止しました。
暖房でなければエアコンの風をフロントガラスに向けるだけで解消するので特に気になりませんができればiPhoneでの撮影は短時間にしておきたいです。
しかしiPhoneは常時持ち歩いてるのとマウントは車内に入れてあるのでいつでも撮影可能です。
OP3だと持ち込まないと撮影できないのでその点だけ不利です。
Action5Proの情報も出回ってきたので候補に考えてますがどうやらセンサーサイズは据え置きっぽいです。
それなら夜間はOP3に任せて安くなるかもしれないAction4を狙うのもいいかもしれない。
理想はinsta360ですが8bitなのとかなり高いしアプリが気に入らないのでDJIで考えてます。
最終的にはOP3とアクションカムで車載できるようになればいいのですが、なかなかコストと使い勝手のバランスが取れたものは見つかりません。
とりあえずAction5が発表されてから決めようと思います。