最初にiPhone15ProMAXで試した時は純正カメラアプリでHDRでした。
とても好印象でHDR特有の眩しさまで表現できるので個人的には理想だと思います。
そして満を持して出てきたBlackmagic Cameraアプリを使うようになりました。
BMCもHDRでテスト撮影して車載なら十分という判断で常用することにしました。
でも大きな問題がありました。
それは編集時のモニターです。
Studio DisplayはHDRに準じてませんがVP9で表示できるHDRは対応しています。
これは無印iPadでもYoutubeだとHDR再生できることと同じです。
でも完璧なHDRではないので少し見た感じが異なります。
これを編集でガンマや色調整すると高確率で失敗します。
そこでHDR表示が可能な有機ELのモバイルモニターを編集時のチェック用で使ってます。
これも編集時と書き出した後で少し変化するのですごく苦労しました。
試行錯誤の末にやっと最適解を見つけました。
それは編集時に別トラックで調整レイヤーを重ねて、書き出し時にそのレイヤーをOFFにするという方法です。
これでHDRで撮った映像がそのままの見た目で編集できて書き出せるようになりました。
でももう一つ問題があります。
それはYoutubeの再エンコード時間です。
HDRだと数時間~長いと数日かかるので、アップ直後はHDRなのにYoutube側でSDRに変換された映像を見ることになります。
それから当然ですがHDRに対応したモニターかスマホやタブレットで視聴しないと意味がありません。
さらに以前撮った鈴鹿スカイラインでちょっとした問題が出ました。
雨~みぞれという天気なのに明暗差の差が激しくてHDRだとすごく見づらかったです。
急遽SDRに再編集してアップし直しました。
それ以降も林道だと明滅するかのような露出で昔のアクションカムのような挙動でした。
そこで最近はLogで撮って編集時に補正することにしました。
オーバーには強いけどアンダーだとかかなり苦しくなりますが何が写っているのか判別できないほど酷いので仕方ありません。
それと1本撮りしたカットの途中で露出補正を編集でやるのは結構大変です。
しかも完璧にはほど遠いです。
それでこの露出の問題がどこにあるのか気になったので純正アプリと比べてみました。 ※ 映像はありません。
すると問題がBMCだということがわかりました。
露出制御が悪いみたいで純正アプリだと露出の変化が穏やかでした。
でも純正アプリはフォーカスを固定できません。
車内から撮るので雨が降るとフロントガラスの水滴でフォーカスが前後します。
あとlogで撮るには外部SSDで記録しないといけません。
外部SSDは余ってるのが使えるけどケーブル処理が問題です。
セーフティセンサーの箱を避けるためにレンズが右側にしているのでケーブルが挿せません。
少しオフセットすればレンズを左側にできますがバッテリーとデータ容量を考えると車載カメラとして実用的ではないです。
とりあえず純正アプリのHDRで記録してSDRで編集という方法でやろうと思いますが雨の場合はBMCでしか撮れません。
林道のように明暗差が激しいところじゃない一般道であれば順光や逆光でも大丈夫なんですが・・・
それかBMCにスポット測光が付けばいいのに。
露出管理がしやすいカメラを買うというのが一番ですがホイールのせいで予算がありません。
それにOSMO Pocket3だと車載として使えるのだろうか・・・
もちろん撮れるんだけどジンバルがドリフトするはずなので林道とかだと少しずつセンターがズレていきそうです。
そうなると現実的なのはアクションカムで魚眼補正する方法です。
でもセンサーサイズを考えると夜間は厳しそう。
それに常時持ち歩くiPhoneだといつでも撮影できるメリットは大きいです。
やっぱり純正アプリで試すしかなさそうです。
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