まずHDR問題から。
ノードを追加してそこで補正をかけてモニター表示を適正にするという方法でほぼ理想になりました。
これならHDR再生できる有機ELモニターをクリーンフィードで表示させればStudio displayと2つでモニターできます。
完璧ではないけどHDRな有機ELとなんちゃってHDRのStudio displayで比べながらいいとこ取りができます。
適正に見える状態でグレーディングしてノードを操作して書き出せば見た目と書き出した結果がほぼ同じになります。
実際はガンマカーブが完璧ではないので多少の違いはあるけど以前に比べたら大満足です。
それからiPhoneの露出問題です。
カメラアプリの設定でいろいろ試してみましたがLogの露出だけがおかしいというのは再現できませんでした。
LogよりHDRの方が再生時のダイナミックレンジが広いので違和感は少なくなります。
それでも明暗差が激しい場面でいきなり露出が変化するので早送りすると映像が点滅してるように見えます。
これを解消するには連続で長いカットを避けるのが一番簡単です。 でもそれだと意味はありません。
露出補正では意味がないし固定でもダメです。
もう一つの対策は空の割合を少なくすることです。
画角を13mm>24mmにすれば明暗差が少なくなるので結果的に露出の変化が避けられます。
でも24mmだと実速度に近いパースなのでダルくなってきます。
アングルを変更するという方法もありますが、ボンネットの映り込みが大きくなるのでちょっと邪魔です。
画角でベストなのは20mmくらいです。
Blackmagic Cameraはアプリを立ち上げてから撮影>停止>iPhoneをスタンバイにしても撮影時の状態は記憶されています。
画質は落ちるけどデジタルズームで13mmを20mm相当までクロップして撮影すれば露出問題はかなり軽減できそうな気もします。
編集でクロップだと露出は変わらないので意味はありません。
でも画質次第なので試してみようと思います。
画角は正確に設定できないので目安となるボンネットの映り込みで調整になりそうです。
それとDaVinci Resolveで編集時に調整する方法があります。
簡単なのは露出変化中のところをカットしてそれぞれ明るさなどを調整してクロスディゾルブでつなげるというものです。
これは単純な変化であればほとんど気づかれないくらいまで調整できます。
しかしカットする位置でゆらぎが出るのでその調整がめんどうです。
しかも連続して明滅を繰り返すような場面は対応しきれません。
ちゃんとやるには何だったかな? 名称は忘れましたがカラーページのキーフレームで調整できます。
こっちはカラーページだけで完結するので調整はしやすいです。
とりあえずいろいろ試すしかありません。
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