先日購入したSLYPODですが早くも気になる不具合が出てきました。
本体に装着されているグリップが剥がれました。
これは本体のスイッチ側の1/4ネジにメスネジアダプターをねじ込んで外そうとした時にゴムグリップを握ったからです。
ほとんど抵抗なくスポッと抜けたので接着剤がダメなんでしょう。
ところがそこに大きな問題がありました。
画像は撮らなかったのですがカーボンパイプとスイッチ側の本体は4本のネジで固定されています。
でもよく見るとカーボンパイプと本体にほんの僅かですが回転方向にガタつきがあります。
そして4本のネジを締め込んでも改善しないのです。 というか緩んでいませんでした。
どうやらゴムグリップと一緒に接着剤でガタつきが出ないようにしているっぽいです。
ネジを4本外しても抜けるわけでもガタつき以上に動くことはなくて、構造が不明なので回転させたり引っ張ったりできません。
返品交換も考えたのですがこの構造ではゴムグリップが外せないとガタつきを直すことはできません。
最悪の場合、交換した商品にガタつきがあると再交換となるし今後の事を考えて自分で直すことにしました。
4本のネジ穴以外にカーボンパイプが見えている長穴状の切欠けが2箇所あるので、この長穴とカーボンパイプに強力タイプの瞬間接着剤を流し込んでからエポキシボンドを盛りました。
その後にガタつきが直っていることを確認し、ゴムグリップをエポキシで接着しました。
スイッチ側の本体を三脚に固定することはほとんどないし、ガタつきが問題になるような回転方向への荷重はほとんどないので問題ないと思いますが元の接着剤がかなりいい加減に塗布されていたところを見ると他の個体でもガタが出ている可能性が高いです。
耐久性は微妙な感じw
それとついでにスイッチ側の1/4オスネジのところにゴムが貼ってあるのですが、これが厚すぎてグニャグニャです。
三脚にエレベーターの用に固定するとゴムのせいで思いっきり揺れます。
それ以前にこの重量で1/4ネジは大丈夫なんだろうかと不安になります。
ゴムを剥がして見るとゴムが回ってしまわないように整形されていました。
ゴムは剥がしてエツミの3/8→1/4をねじ込んでガッチリ固定できるようにしました。
このネジにはバランスウエイトを載せることがあるかもしれませんが、基本的に垂直方向にしか荷重がかからないような使い方になると思います。
さすがに1/4ネジで伸びた本体約1mと雲台とカメラを端に付けた状態で水平だと怖すぎます。
でもエツミのアダプターは他のモノに変更するか作るかしようと思います。
できればアルカプレートかせめて3/8メスネジにしたいです。 使い勝手が悪すぎる。
取付部のゴムも諸悪の根源でキズ防止や緩みにくいように一般的にはほとんどの三脚関係のパーツに貼られています。
しかしこの手の長モノだと弾性がある素材だとそこで揺れとなりネジが破損する危険が高くなります。
SLYPODは両端にゴムが貼られているので緩まないような加工をするかアルカ互換化するか改造しようと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿