前に購入した小型の電動スライダー。
超微速ができて小型だしレールのガタもなくてよかったのですが、端から端まで動かすと揺れがあります。
動画を等速で見ると片道で2〜3回揺れているようで、3倍速くらいで再生するとすごく目立ちます。
その原因を探るためにバラしてみました。
構造は単純ですがすごく組みにくいと言うか合理的ではないような。
揺れの原因はバラさなくても判っていたのですが・・・
構造はアリミゾのようなV字型のレールに樹脂のロールが付いたベアリングを横方向からサンドイッチしています。
レールの精度は問題ないけどプレートはV字レールで浮いている状態になります。
ベアリングのロールの精度は摩耗というか変形しやすいのでそれが揺れになるようです。
ベアリングもアキシャル方向の隙間があるのでそれも影響しているかもしれません。
つまり構造的にガタは減らせるけど揺れが出やすいということです。
これを対策するにはベアリングのローラーを変更するか、プレートが浮かないようにスライドレールのようなものでプレートを保持するくらいしか思いつきません。
ローラーは角がV字レールに当たるので使えば摩耗または変形します。
そろばん玉のようなローラーがあればいいのですがそこにベアリングを仕込むとなるとかなりめんどうです。
浮かないように接触する板を追加してローラーはガイドのみにすれば使えそうですがカーボン板+テフロンくらいしかないので耐久性を考えると微妙かもしれない。
手間とお金をかけて修正してもいいのですがASHANKSの80cmスライダーがあるのでゴミ箱行きが濃厚です。
ただし屋外で使おうとすると80cmは車で横付けできないとかなり大変です。
ちなみにASHANKSのスライダーは低速で端から端まで動かして動画を5倍速くらいにしても揺れはありません。
三脚は以前買った三脚だけで十分耐えられるけどこの三脚と一緒に徒歩での移動は過酷すぎます。
でもやっぱり80cmあるとかなりダイナミックな移動になるので屋外で使いたいところです。
どこか40cmくらいでまともなスライダーがあるといいのですが。
MOZAの一脚タイプもいいのですが三脚が必須になるのは困る時があります。
エーデルクローンはバッテリーがCanonタイプなので避けたいし・・・もう少し考えてみます。
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