ジンバルで撮影していて一番の問題はその重さと扱いにくいサイズです。
サイズはもうどうしようもなくて、もっと小型のジンバルを使えばいいけどトルクとか剛性で不利になります。
軽いレンズだけならそれもいいけどそうもいきません。
しかも重量は軽減できるかと言われても質量は減らすことができません。
でも体感重量を減らすことはできます。
TILTAのアームが理想ではあるけど使い勝手とコストは大問題です。
レンズ交換だけでかなりの手間になるし手軽に撮影とはいかなくなります。
車で移動できるところはいいけど電車とか徒歩での移動だと問題外です。
それと気になってるのがRS2のグリップです。
左側にサポートグリップを付けてますがフロントホイールのせいで一番握力をかけやすい右手人差し指が動いてしまいます。
持つところを下げるかすればいいのですがそうすると重心が高くなって重く感じることになります。
ホイールをロックできればいいのですが簡単に加工できそうもありません。
それとRONIN-Sより低くなったせいでサポートグリップを高くするとパンをした時に当たってしまいます。
これでグリップを下げるしかなくトップヘビーとなって重さを感じる事になっているようです。
RONIN-Sの方が重いのにRS2の方が重く感じるのはサポートグリップの位置やフロントホイールのせいです。
そこでいわゆるインバートモードでグリップを付けて反転して使ったらどうか?と考えました。
グリップは左右に木製グリップを付けてストラップを併用する作戦です。
重心がかなり下になるのでフラつくこともなく、しかもストラップが干渉しない状態で重量を軽減できていました。
問題なのはカメラボディの操作とモニターがほとんど見えないことです。
バリアングルなので見えなくはないですが下を見ながら撮影すると結構危険です。
そこでRavenEyeです。
iPhoneをバッテリーグリップに付けて試したら超快適です。
電源を入れたまま手放しはアームが体に当たるのでできませんが(正立なら大丈夫)スリープにすればいいだけなので問題ありません。
露出の調整とかが少し面倒ですがBluetoothのリモコンでRECのONとOFFやMFへの変更、ズームの操作も今まで通り可能です。
電源OFFの状態からだと反転する手間と床やテーブル、地面などに置くのも手間になりますが体感上の重量は元に戻れないほど違います。
パンも両手でしっかりと操作できるのでパラメーターの数値を変更したくらい違ってきます。
見た目とかまだ問題はありますがしばらくこれで試してみようと思います。
結果が良ければ動画か画像を追加して後日更新します。
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