R5Cが発表されました。
R5の時に熱問題で酷評されたので力技で対策してきた、そんな印象です。
8kが必要なコンテンツはかなり限定的だと思います。
でも編集で2倍までクロップしても4kの解像度が得られるのでその目的で8kの価値はあるかもしれません。
それでも8kで撮るなら8kモニターが必須になるし、まだまだ趣味の世界に必要とは考えられないです。
データの問題や再生するコンテンツ、再生環境、ネットトラフィックも問題になってきます。
話がそれてしまいました。
ここまでならそんな魅力を感じないのですが、VR2眼レンズの存在があります。
実質R5でしか使いみちがないレンズなので熱問題で停止するようでは困ります。
VRであれば短いカットを繋げるような一般的な動画ではなく、固定で撮りっぱなしになると思います。
R5Cは熱対策でIBISが未搭載です。
この辺もVR用途では問題ないのである意味VRレンズのためのボディという考えなら納得ができます。
既存のボディを使用して開発したのでコストはかなり控えめ、そのせいでHDMIの端子など手抜きも見られますが価格を考えると仕方ないところもあります。
でも少し気になるのがバッテリーです。
最高画質の8k60pで撮ろうとするとレンズへの電源供給が追いつかずAFや絞り駆動まで制限がかかるらしいです。
縦位置グリップでバッテリー2個にしてもダメで外部電源が必須になるそうです。
たぶん後から専用の外部電源とか出てくるかもしれませんが、突貫工事のような印象もうけます。
IBISが搭載されなかったのはセンサーの排熱のためだと思いますが、これはGH5とGH5sで似たようなことがありました。
ジンバルで撮るときでもレンズ側かボディ側に手ブレ補正があると細かな振動が抑えられるし50mmくらいのレンズになるとその効果は一目瞭然です。
IS付きのレンズが多いCanonですがシネレンズの使用も想定していると思うので、安価とはいえ趣味レベルだとIBISは必須だと思います。
電子スタビも使えますがクロップされるし3軸しか補正できないのでZ9の存在を考えるとIBISは搭載不可能というわけではありません。
IBISが不可能といえば電子または可変式のNDです。
これは構造的に現時点では不可能らしいですがどちらかを搭載していれば大化けする可能性もあっただけに少し残念です。
しかし思いの外軽量であり前後に伸びたボディですが現実的なサイズで縦グリ一体のZ9より扱いやすいかもしれません。
SONYも小型に見えるけど重量はかなり重く感じるし、薄く見せる工夫がしてあるボディにはすごく違和感を感じます。
SONYは哲学なのかボディのデザインを一切変更せずに小型路線で突き進んでますが、Z9やR5Cの存在は無視できないと思います。
FX3の派生でα1のセンサーを搭載した8k60p対応のモデルが出てきたりして・・・
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