NikonからFM2を模したボディが出てきました。
さすがにネタだろうと思ってましたがどうやら本気だったようです。
Z50の外装を変更したというスペックでAPS-Cですが、グリップを持たないフィルム時代を彷彿させる薄いボディでレンズを外したらかなりコンパクトに感じるかもしれません。
デザインは手に持って使う道具なので操作性も重要だし、光学機器を所有するという高揚感みたいなものもあると思います。
人それぞれ考え方があるのは当たり前なので否定はしませんが、個人的にはちょっと疑問が残ります。
まずこの手のクラシック系を模したタイプはCanonやSONYでは絶対に作らないでしょう。
Nikonならではですが近いのはOLYMPUSが同じことをやってます。
OLYMPUSは小型で当時から完成されたボディデザインだったと思うので、センサーサイズを考えてもLeicaのように大きく変更しないデザインで勝負したのだと思います。
でもNikonは悪く言えばウケ狙いだけのような気もします。
フラッグシップクラスのFやF2、F3のデザインでフルフレームだったら、と思いますがその辺の詰めが甘いです。
それ以前に現在のデザインチームに過去の資産を超える技量がなく、上層部もそれに囚われているように思います。
操作系をアナログにしたのはとても好感が持てます。
直感的に操作できるしファインダーやモニターを見なくても変更できます。
この辺はとても中半端なSONYは見習うべきです。
見た目だけとはいえかなり売れると思うのですが、この先フルフレーム版を出すかどうかで大きく変わってくると思います。
でもやっぱりCanonのような思い切りというか一貫した方向性が見えてこないので、やっぱり迷走しているのでしょう。
一刻も早くZ9を発表してR3やR1、α1対抗するボディを出すべきだと思います。
それにしてもレンズのデザインも無理矢理感があるなぁ。
これでNikonが持ち直すのか楽しみです。
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