噂のFX3が発表されました。
事前情報でセンサーの記述が最後だったので何か隠し玉があるのかと期待していたけどそのまんまα7SIIIと同等のようです。
α7SIIIと同等というのはセンサーだけではなくてEVFの有無やクーリングファン、タリーランプのような物理的な違いはありますが内部やソフトウェアもα7SIIIと同等のようです。
より動画に特化したと言えば聞こえがいいけど元々α7SIIIをスチル用途で使っている人はかなり少ないと思います。
S-cinetoneはfirmwareでα7SIIIにも実装されるという噂もあるしPPの設定でほぼ再現できるようなので絶大なメリットではありません。
私のように長回しをしないならクーリングファンは不要ですが、10月に発売されたので真夏の状況下ではまだ不明、でもクーリングファンで信頼性が上がるわけなので大きなメリットです。
EVFは使ってないので不要ですが、老眼で背面モニターが見えにくいという人も居るので実用性を考えるとどっちもどっちのような気がします。
これで外付け専用のビューファインダーとか出てくるならすごくいいかもしれませんが・・・ホットシューに付けられるといいかも。
価格は大差ないのかな? あと重量は微増ですがFX3の方が重いです。
タリーランプは背面モニターの赤枠でも十分ですが外部モニターとかを想定すればタリーランプの方が確実です。
操作系の違いは実質ボタンの表記だけでカスタムで同等にできますが、昔から思っていたモードダイヤルが無くなったのは良いと思います。
モードなんて撮影中に切り替えることはないし、α7SIIIだとムービーのところから動かすことはありません。
それが一番操作性に影響するところに鎮座しているのが許せません。
それとHDMIの外部出力の仕様がまだ不明です。
α7SIIIはモニターが3:2なのでスチルとムービーでは表示が異なります。
それがそのまま外部出力の情報表示の有無で変化します。
情報表示をなしにすると16:9で最大となりますが、情報表示をONにすると3:2の出力となって16:9のモニターでは左右に黒帯が出て、上下にも背面モニターで出る情報と一緒に黒帯が出ます。
外部モニターはほとんど16:10とか16:9なので、外部記録をしない純粋なモニターとして情報表示すると5インチのモニターでも背面モニターと同じくらいのサイズになってしまいます。
Youtuberの瀬戸弘司も同じことを言ってましたが情報表示すると本体側のモニターがOFFになるので外部モニターとして使うなら3:2か4:3のモニターが必要だと思います。 しかし小型でそんなモニターはありません。
結局の所α7SIIIと違うのは長時間の長回しでしょう。
ここに価値がある人は間違いなくFX3一択です。
でも長回しが不要なら買い換えるメリットはほとんどないと思います。
でもこれで動画ならFX3というわけなのでα7SIIIの売上はかなり落ちる=下取り価格にも影響すると思います。
α6300の時もすぐにα6500が出てかなりショックでしたが、今回はそれほどでもないですが下取りに影響するのは悲しいところです。
しばらく更新されてなかった新製品は続けて出してくるのがSONYの戦略でしょうw
0 件のコメント:
コメントを投稿