そんなに音声の質には拘らないけれど・・・結局PCMレコーダーになりました。
α6300やα7RIIIの内蔵マイクは人の声以外ならそれほど悪くはないです。 むしろ下手な外部マイクよりいいかもしれません。
外部マイクはジンバルに搭載することを考えるとプラグインパワーが主流だと思います。
試したわけではありませんがプラグインパワーはアースが共有になるのでホワイトノイズが増えるはずです。
マイクの電源が別途必要なタイプはノイズには有利なはずですが、電源の管理が面倒になります。
PCMレコーダーは電源管理は液晶表示があるのでいいとして、撮影時の手間と編集時に同期を取る必要があります。
まぁそれらを踏まえて・・・外部マイクは意外と大きいこと、ステレオだと選択肢が少ないこと、PCMレコーダーは他に使いみちがあることなどで決めました。
まず外観。
軽いです。
樹脂製で思ったより作りはガッチリしています。
マイクレベルのボリュームが小さめで軽いです。 ウインドジャマーで隠れるので被せた時に回ってしまう可能性があります。
これはTASCAMのようにサイドに付けてほしかったです。
マイクはXY型で動きません。 H1はマイクの取付部にガタがあるようで対策している人も見かけましたがH1nはそんなことなさそうです。
気になったのは三脚穴です。
ネジが樹脂だとかは別にして段差があるのでしっかり止まりません。
せめてゴムのスペーサーを付属させるとかしてほしいです。速攻で対策しました。
搭載はカメラのホットシューがベストなんですが、ウインドジャマーが文字通りジャマなのでジンバルのグリップに付けようと思います。
さて、肝心の音質は・・・その前に起動時間。
モニターでも起動時間を気にしていますが、かなり重要なんです。
”待ち”の時間は無駄です。
特にα7RIIIは起動が速くてα6300より快適なのでバッテリーのためにもよく電源を落とします。
ここで他の起動時間が長いと・・・使わなくなる可能性が高いです。
起動時間はスライドスイッチで電源を入れて録音可能になるまで10弱でした。
起動はSDカードを読みにいってるのでもしかしたら容量が大きすぎると(現在32GB)時間がかかるかも?
バッテリー消費にもよるけど撮影時は常時スタンバイでいいかもしれません。
肝心の音質です。
いやぁビックリです。
ここまで違うか、と。
スピーカーはBOSEのCOMPANION3IIというデスクトップ用ですが、この程度のスピーカーでもハッキリと違います。
試したのは50cm〜1mくらいで自分の声です。
至近距離なのもあってステレオ感はα7RIIIの方が広いぶんだけ中抜けしているっぽいです。
音質はウインドジャマーなしでかなりクリアに聞こえます。
それよりレベルはもちろん固定なのにダイナミックレンジが全然違います。
30数万のカメラでもマイクは共有パーツで小型化優先だと思うので仕方がないと思いますが、さすが1万そこそこのPCMレコーダーとはいえ専用品は差が歴然です。
ま、当たり前ですけど・・・
環境音を録音するだけの目的でしたが、音に映像を合わせた動画も撮りたくなってきました。
雰囲気の合ったBGMでPVっぽく仕上げるのもいいのですが、先に無音で同じ映像を見てみるとかなり印象が変わります。
自分で撮ったものは編集で見ているので気づかないことがあります。
BGMもいいけどそれよりできるだけ環境音を重視してその場の雰囲気を動画にできたら・・・なんて思います。
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