もしかしたら2月中に公開されるかも? と噂があったFirmwareですが当初の予定通り3月だそうです。
何となく3月21日前後じゃないかなと思いますが根拠はありません。
更新で明確になったのはc4Kの24p、これは本来の4kで横幅が広いですがセンサーの余裕が少なくなるのでIBIS無効とかのオチがあるかもしれません。
それとYoutubeの場合は4kとして横幅は3840のままだと思うので縮小されてしまう=いわゆる4kの上下をカットするのと大差ありません。
これがフィルムとか再生環境がスクリーンなら意味はあると思います。
同時にアナモフィックも解像度というアドバンテージはあるけどモニター上で再生するなら横幅の制限は同じなのであまり意味があるとは思えません。
どちらかというと特有の描画を狙ってだと思いますがコンバーションやレンズそのものの解像度を考えると微妙な感じ。
それからブリージング補正です。
普通のレンズはフォーカスの変動により画角が変化します。
一般的には近距離になるほど画角が狭くなるのでフォーカスが移動するような撮影はまるで画面が呼吸しているような小さなズームみたいになってしまいます。
よくあるシネマレンズはこの点を抑えてあるようですが中華のシネマレンズは外観だけが多いです。
スチル用レンズでも動画撮影のためにブリージングを抑えたレンズが出てきています。
有名なところではZマウントの一部レンズがそうです。
光学的に補正されているのがベストですが既存のレンズの存在や他の収差の影響などで高価になりやすいです。
そこで電子的に補正するというのがSONYやCanonで採用されたブリージング補正です。
仕組みとしてはレンズの距離情報を参照してレンズ毎に動的なクロップをするという方法です。
ブリージングが大きいレンズは画角が狭くなり解像度は不利になりますが超解像ズームでもほとんど違和感がないので問題ないと思ってます。
補正が使えるのと使えないのとでは撮影スタイルそのものが変わるほど影響があります。
今はブリージングの変動が目立つのでAFは使わないことが多いです。
被写体にもよりますがMFで固定やフォーカスロックを使ってます。
AFの場合はトラッキングを使える場面はいいけど見失うと酷いことになります。
フォーカストランジションでも違和感があるほどなのでこのブリージング補正がα7SIIIに実装されるのを待ってました。
ところがほぼ同じ中身であるFX3には実装されてα7SIIIやα1は見送られるのではないかという記事もみかけました。
モデル戦略的に実装できるけど次期モデルで搭載という方法だそうでSONYならあり得ます。
さすがにFX3に買い替えるほどではないし、そんな方法をとるようであればSONYを諦めたほうが結果的に幸せになれます。
そう考えていたらSONYから更新予定との発表がありました。
α7SIIIとα1は特に古いというわけではありませんが他のモデルとのバランスはちょっと謎になってきました。
次期モデルを投入すれば解決しますがそんな事をやれば買い控えや他メーカーの手厚い更新があるボディにした方がよいです。
たぶん(特に海外)そんな声が大きくなって仕方なく更新することになったのだと思います。
NikonがREDを子会社化した影響も出てくると思うしNikonやCanonのように長く使えるように更新していくスタイルは旧式なスタイルかもしれませんが、カメラが高額になっているのでユーザーがそれを許さない現実もあるかもしれません。
とりあえず公式で予定されているので楽しみにしていますが、対応レンズは制限があるかもしれません。
α7IVだと50Zは未対応ですがFX3では使えます。 なんでだろ?w
35GMは確実に対応になるはずだしタムロンやシグマのレンズは使えません。
どの程度良くなるのかは未知数ですが最大の不満点が解消される可能性があるのでまだしばらくボディはそのままです。
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