Z9の国内予約が開始されました。
驚くのは価格で62万台らしいです。
フラッグシップとしては安価なうえにスペックも最高峰となればコスパは非常に高いと言えます。
α7IVが30万程度で2台分と考えると高いですが、α9IIとα7RIVを1台にできると考えれば乗り換える人も出てきそうです。
でも当然のように予約殺到で供給不足になるのは発表時点で目に見えてました。
R3の場合はR5を使っている人ならR1が発表されるまで様子見の人も多いと思います。
Nikonの場合はZ6とZ7、マイナーチェンジで基本的な作りはいいのにlogですら外部記録という・・・
α7IIIが売れたのは8bitでもlogで記録できたり、必要十分な機能で比較的安価だったところです。
動画の外部記録は結構敷居が高いので手軽に撮りたい人には向いてないけど、ステップアップのために手軽に使えるならそれに越したことはありません。
Z9はその辺も改善されているようでZ7IIが36万くらいならZ9の62万はとても安価と感じます。
しかし問題は購入しようとする人が使えるようになるまでの期間、つまり供給量です。
半導体不足で数ヶ月待ちはもう当たり前とはいえ1年も待たされるとなると大問題です。
実際は1年ってことはなくて半年は待たされるという意味だと思いますが。
1年だと他社からも新型が出てくる可能性は高いです。
すでにFマウントやZマウントを使っている人は待てばいいだけですが、乗り換えを検討している人は振り回される可能性もあります。
そんな私はまだZマウントには興味がありません。
やはりレンズのラインナップや今のEマウントレンズで特に不満はないからです。
ジンバルに載せるにはボディは軽いほうがいいし、レンスも小型で軽量のほうがいいです。
Z9だとαボディの倍くらいの重さになります。 これはかなり厳しいです。
でもこれでCanonとNikonから現時点でフラッグシップと呼べる機種が揃いました。
ライバルは同レベルでないと競争になりません。
SONYは独自路線で小型であることを重視してて少し異なりますが、市場から見れば立派なライバルです。
カメラ業界が活性化していけば価格は難しいかもしれないけど機能的に安価な機種が出てくるはずです。