まずPDというものがわかりにくいのが大問題です。
PD=QCという認識でいいと思うのですが、QCには進化によって3つの規格があります。
ノートPCなどに使える20Vを出力できるのがQC3.0で3.6V〜20Vまで細かく可変できるらしいです。
QC3.0が使える機材を持ってないので20Vは関係ありません。
2.0に対応した9Vと12V、これが肝となります。
フィリップスのバッテリーにはQC2.0?と通常のUSB、そしてtype-Cで3つのポートがあります。
通常のは3Aまで供給できますが同時出力でも他のポートは5Vに制限されて合計3Aとなるようです。
そしてQCですがα7SIIIとAndroidのタブレット、RS2のバッテリーでケーブルを変更しつつ確認してみました。
α7SIIIの場合は両端type-Cで給電しないと9Vになりませんでした。 ケーブルを変更しても同じ結果です。
Androidのタブレットは両端type-Cとtype-A→type-Cのどちらでも9Vになりました。
そしてRS2のバッテリーは両端type-Cだと9V、type-AのQC対応の方からだと12Vで充電できてました。
ここまではバッテリー本体での話です。
付属のAC充電器とRONIN-Sに付属のAC充電器でも調べてみました。
α7SIIIはどちらのAC充電器でもバッテリーと同じ結果でした。
今までRONIN-Sの充電器でQCできていると思ってましたが違ったようです。
そしてAndroidタブレットもRS2のバッテリーも同じ結果でした。
この結果からするとフィリップスのモバイルバッテリーはtype-Cの給電では9Vまで対応しているが、12Vの入力ができるものであればtype-Aからだと12V出力が可能ということ、α7SIIIは両端type-Cケーブルでないと5Vになってしまうようです。
それとチェッカーでtype-Aから入力→type-Cへ出力は対応していればちゃんと通電するようです。
α7SIIIでやると通電しないけどRS2のバッテリーだとAC充電器→テスター→両端type-Cで12Vでの充電ができます。
それとAC充電器からモバイルバッテリーへは9Vでの充電でした。
手持ちのケーブルで試せるものは全て試しましたがいわゆるThunderbolt3やe-markerのチップ付きケーブルで挙動が変わる可能性もあります。
モバイルバッテリーを使用するのはほぼα7SIIIへの給電だと思うので両端type-C1本カメラバッグへ入れておけば安心です。 RS2付属のケーブルでも大丈夫でした。
RS2のバッテリーへ給電する場合はRS2に付属のケーブルで12Vでの充電が可能です。
バッテリーを使い果たすことはないと思いますが、遠出したときなどモバイルバッテリーがあれば安心です。
モバイルバッテリーから12VのDCジャックへの出力は20Vならアダプターがあるようですが昇圧アダプターで1A弱までならいけるので大差ないかもしれません。
これとNPアダプターがあればとりあえずバッテリー関係で困ることはなさそうです。
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