RS2のアルカ互換ではないアルカもどきプレート、Smallrigの#3061が届くまではワンオフで作ってもらったRONIN-S用のプレートを使用していました。
カメラ側はRRSの汎用のQD付きです。
しかしいろいろ問題はありました。
それから#3061が届いて使用していましたが、クランプのノブが小さくて回しにくいです。
しかも固定されているのか目視ではわからず、さらに締めやすくするためにスラストベアリングが入っています。
ネジは摩擦で固定するもの。 つまりスラストベアリングで締めやすくなる代わりに緩みやすくなるという可能性があります。
ジンバルは少なからず振動することがあるし、緩んでしまうとセーフティを無効にして使う#3061は危険な気がします。
一旦そう思ってしまうと高価なカメラとレンズなので安心して撮影できません。
#3061は純正と違ってクランプのネジが破損した場合確実に脱落します。これは脱落防止ピンが有効でも落ちます。
純正はクランプの横にも固定のアリ溝があるので、クランプが破損しても脱落防止ピンが有効であれば落ちることはありません。
純正のプレートを使用するには純正のアルカ互換プレートしか使えませんでしたが、ケージ用の#3154が純正プレート用に販売されていました。
ケージは重くなりますが手持ちや縦動画などにすごく有効で、まずケージを購入して準備をすすめました。
#3154はかなり時間がかかりましたが先日到着してやっと安心してRS2で撮影できます。
でも#2999のケージを購入する時にちょうど良さそうな穴があることに気づきました。
これってもしかしてQDアダプターが入るんじゃないかと。
実物で確認すると入りませんでした。 しかも1mmくらい浅いです。
でもこれなら少し加工すれば何とかなりそう! というわけで加工です。
フライスでもあれば簡単なんですがそんなものは無いのでリューターとXYテーブルを使って地味に削ります。
深さを1mmくらい削るのが大変でしたがQDアダプターを埋め込むことに成功です。
今まではケージにネジ穴を開けて微妙な位置のQDアダプターでしたがこれでスッキリ。
純正の脱落防止ピンの位置でセンターに止まることができますが、これを利用して9mmオフセットした位置で止まるようにしています。
カメラがピッチモーターに近づく事になるのでロール軸のバランス出しが有利になります。
ケージで重くなったのと135GMにマイクとか付けるとアームがぶつかるのでその対策も兼ねてますが、重心位置に近くする理由はジンバルを自作した人ならわかるはず。
これでRS2ではセンターマークも不要でカメラの位置は同じ位置に固定できるし、QDストラップも使用可能、普通のアルカ互換雲台も使えるし脱落の危険も少なくできました。
あともう一つ考えていることがあって、それの取り付けと実用ができそうならしばらくそれで運用しようと思います。
その頃には35GMが届くはず。
これからもAFでもMFでも使いやすくてジンバルでも三脚でも手持ちでも撮影しやすくなるように改善をしていきます。 暇だからw
少し理想に近づいた気がするそんな暖かい日でした。
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