ことの発端はRS2用アルカ互換プレートのSmallRig #3061のネジによる固定方法が気になったからです。
#3061のクランプ方法はネジ式でネジの頭がプレートに干渉しないように小さいです。
小さいので回しにくいのでスラストベアリングが入ってます。
ネジの機能としてスラストベアリングが入るということは締めやすい代わりに緩みやすいという事になります。
そこでバネワッシャー(RCカーのボールデフ用)を1枚入れてテンションが掛かるようにしています。
しかも締めやすくするならレバータイプのネジに交換すればいいのですが、ネジが4mmではありません。
ネジ径は同じのようですがピッチが違うみたいです。
脱落するような事は無いと思いますが4mmでは少し不安です。
これを改善するにはワンオフで作ったプレートを使う→レンズサポートが使えない。
純正のプレートを使う→カメラボディとアルカ互換プレートの固定がネジ1本なので緩みやすい。
プレートが緩みやすいのはフォーカスモーターのせいもあります。
アルカ互換の汎用性があり、緩みにくく脱着がしやすく脱落を気にしなくてよいもの・・・それがケージを併用するという結論です。
ケージに関しては便利だしボディの保護にもなるのでいいのですが、重くなることとスチルでは邪魔なのでα7RIIIでは考えていませんでした。
でも動画専用のα7SIIIなら手持ち撮影用のトップハンドルやグリップ、nanoの固定などメリットが大きいです。
専用のアルカ互換のプレートもあるし、左側にはNATOレール、1/4ネジ穴が多いので”何かを付ける時”に便利です。
ケージで問題になるのが重量とストラップです。
重量は仕方がないけどQDスリングは絶対必要なのでRRSのアダプターで対応になります。
RS2専用のアルカ互換プレートは新製品で、国内のAmazonではまだ購入できないのでとりあえずケージの専用品を購入する必要があります。 これは別にメリットもあります。
#3061が届いた日からずっとこんな事を考えていて、元旦にすごく暇だったのと翌日配送という配送業者の方には感謝という状況だったので購入しました。
と言うかこのサイズで1体型の削り出しで4,000円台という・・・材料費ってそんなに安いのかな?
CNCの切削は数が見込めれば安くなるけど仕上げの手間とアルマイトを考えると破格と言えます。 中華恐るべし。
1/4ネジと右側のストラップホールに2.5mmのネジで固定するので緩んで動くことはありません。
取り付け精度もよかったです。
重さはそれほど気になりませんが確実に重くなってます。
グリップ側も意外と気にならずスチルにも使えそうなくらいです。
トップハンドル用にNATOレールを付けてトップハンドルを付けてみたら超快適です。
左のNATOレールにRS2用の木製グリップを付けても持ちやすいです・・・が、付けることはなさそう。
H1nも固定しやすくなったしnanoを付ける時もやりやすくなりました。
なるほど、これがリグかと感心しています。
ケージ専用のアルカ互換プレートが届くのが2週間弱かかると思うので、理想の状態はまだですが改善できそうでよかったです。
ケージ用の汎用アルカ互換プレート #2389はネジピッチが汎用性のある18mmなのでRS2のストラップ用に使用しているNATOクランプに取り付けることができます。
これを利用すれば三脚やRS2で縦位置にできます。
試してませんがブリーフケースモードでRS2を三脚に固定することもできるはずです。
QDアダプターはもう少し考えようと思いますが思っていたより満足度が高かったです。
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