軽量になったRS2は快適で腕への負担もありません・・・と言いたいところですが実際はそんなに甘くないです。
RONIN-Sはあまりの重さに木製グリップを付けて運用してました。
両腕へ均等に荷重がかかるので両腕で持って撮影している時はそれほど負担にはならなかったです。
でも走ったり移動しながらパンしたいときは両腕で持っていると扱いにくいこともあります。
そんな時は右手でメイングリップ、左手は木製グリップに添えるだけでやってます。
RS2で軽量になったのはジンバル本体なのでカメラが重ければその分頭が重く感じます。
持った時の重量配分が悪いと重く感じるし、オペレートでの手首への負担や画面のフラつきの原因になったりします。
そこでやはり木製グリップを付けることにしました。
NATOレールなのでロゼッタアダプターをNATOクランプに付けて装着すると・・・アームがグリップに干渉します。
暴れた時に指を挟む危険とジンバル自体を壊す可能性も出てきます。
そこでチーズプレートをカットしてオフセットしました。
これで当たらなくなりましたが、グリップ間の幅が広くなってしまいました。
RONIN-Sでのロゼッタは角度変更と脱着で必要でしたがRS2の場合は脱着することはありません。
角度変更も試した程度で使わないのでロゼッタを外して直付けすることにしました。
その為に少し加工が必要になります。
サクッと加工して付けてみると・・・なかなかいい感じです。 ゴツくなるのは仕方ありません。
剛性はバッチリ、全体の重量は増えますがカメラワークの操作性は格段に良くなります。
RONIN-S単体より重くなりますがバランスはRS2単体より良くなります。
片手だけで保持するとデメリットだけしかありませんが、NATOクランプのおかげで脱着はやりやすいです。
撮影中に邪魔なら外せばいいだけです。
それとロゼッタでM6だと外したグリップはカメラバッグに入れるくらいしかありませんでした。
複雑な形状でかさばるので外すと邪魔でした。
今回もQDスリングのストラップを付けましたがグリップにQDアダプターを付けました。
これでカメラバッグにQDスリングを付ければ外したグリップをぶら下げることができます。
ローアングルアームにもQDアダプターを付けてあり、普段はこっちをぶら下げておきます。
ローアングルの時は右グリップと交換すればカメラバッグを開けずに撮影を続行できます。
左グリップは収納時以外では外さないと思いますが、QDスリングが入手できたら左側もぶら下げることができるようにするつもりです。
RONIN-Sではストラップを付けて首からぶら下げると、全体の高さがあるのでミニ三脚が股間を直撃しますw
でもRS2だとミニ三脚を開いた状態で腰にフィットするので安定して移動ができそうです。
しかし三脚はネジで固定なので角度が決められません。
体にフィットさせるためには1本が真正面に向くように固定しないといけないのでシムでも入れて調整しようと思います。
ローアングルアダプターは現時点ではローアングルの時のみしか使いません。
いちいち三脚を付け替えるのは面倒なのでRONIN-Sの三脚を使いたいところ・・・でも邪魔かな。
SmallRigから角度可変式のアームが出るのでそれを買うのが一番使いやすそうな気がします。
でもTILTAからコントローラー付きのローアングルアダプターが出るそうです。
固定が左右でかなり剛性がありそうですが、端子の関係でNATOではなくネジ止めのようです。
これだと脱着が面倒だしグリップを付けるにはまた加工しないといけません。 う~ん・・・
将来的には純正のローアングルアダプターにスマホを付けたいと思ってます。
とりあえず急いで買わずに様子見です。
NATOレールは探せば自分にベストなモノが見つかるかもしれません。
理想はRS2の軽さを最大限に生かすために何も付けないのがベストかもしれません。
しかし慣れたグリップが使いやすいのは確かです。
グリップの軽量化は余裕があればカーボンパイプで自作してみたいと思います。
これでRONIN-Sと同等以上に操作性と携帯性を上げることができました。
課題としては軽量化です。
それとミニ三脚をどうするか、です。
ミニ三脚は撮影時にはローアングル用のグリップとして使いますが、それ以外はハイアングルのグリップとして使う程度です。
しかもレンズ交換や休憩時に自立できないジンバルを支えるために必至です。
脱着はZhiyunのクイックリリースを使ってましたがとても危険な構造なので使わないことにしました。
SmallRigから片手操作ではできなさそうですが同様のモノが出ています。
しかしオスネジがアルミっぽい。 確認してみますか・・・
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