シネレンズじゃない!
散々迷ってきた準標準域の単焦点、決定打がないけど欲望には勝てません。
重要なポイントは35mmならF1.4以上、50mmならF1.8でもいいけど理想はF1.4以上であること。
動画がメインだけどスチルでも使いたい。
解像度はA036で十分なので開放では甘く、絞ればシャープという一般的なレンズで。
候補はありすぎて困るくらいなのにいざ買おうとすると迷うのはどれも中途半端だからです。
TILTA Nがあるので動画でもMFレンズが使えるようになります。
そこで35mmは諦めて50mmで探すことにしました。
純正プラナーを買えばいいんだけど高いのですぐには買えません。
買おうとカートまで入れたけど結局135GMにしたという経歴もありますw
候補としては京セラプラナーF1.4、実売3万円くらいでしょうか。
RTSIIで西ドイツ製を使ってたことがあります。
色乗りはたぶん今でも最高クラスだと思っています。 思い出補正があるかもですがKRで撮ってスキャンした画像を見てもやっぱりいいものはいいです。
でもアルミマウントで絞りのオイル滲みが出やすいこと、フォーカスリングのグリス切れとか不安要素もあるので今回はパス。
他にもFDやNikkor、今のツアイスのプラナーも候補に上がりましたが使いやすそうなEF50mmF1.4USMにしました。
EFだと電子接点があるのでEXIFが残ります。 後補正も楽です。
TILTA Nだとフォーカスリングがエンドレスで回る方が負荷が少ないような気もします。
価格は良品クラスで2万中盤〜後半くらいでお求めやすいです。
MC-11経由で装着してもやっぱりコンパクトに感じます。
でもMC-11だと動作不安定という噂があります。 これは様子をみてマウントアダプターを変更しないといけないかもしれません。
フォーカスギアはリングタイプが必要ですが国内では見つけられませんでした。
B&Hなら他のパーツの購入時に買えばいいので、TILTAのをカットしてリング状に加工したものを付けてみました。 4ドルなので加工しやすいですw
それぞれ凸凹にカットして瞬間接着剤で。
フォーカスリングの回転角は約180°なのでつなぎ目は関係ありませんが、一応歯は合わせたのでエンドレスで回転できます。
TILTA Nでテスト撮影してみましたが、50mmだと合わせやすいので十分使えそうです。
さて、描画はというとEF85mmF1.2Lをそのまま50mmにしたような感じですw
開放では非常に甘くF4まで絞るとかなりシャープになりますが色収差は残ります。
E50F18のAPS-Cレンズと比べてみても解像度の違いは大きいです。 EF50mmF1.4USMと比べたらE50F18は開放から使えると言っていいくらいです。
でも発色と言うかコントラストは十分でいわゆるオールドレンズとは違います。
EF85mmF1.2Lも動画で被写体次第では特に問題なかったというのもあって選んだという事になります。
実際は135GMのような超絶解像度もいいんだけど、味というか雰囲気はあまり良くないと思ってます。
まるでCGのよう。もちろんそんな気がしたのを理解しての購入でしたが。
FE1224GやA036も現代的な開放からシャープで色収差の少ないレンズです。
それらのレンズはもちろんいいのだけれど、1本くらいは甘めで使いやすい焦点距離のレンズがあってもいいと思います。
ちなみにMC-11でスチルでのAFはめっちゃ遅いですw EF85mmF1.2Lより遅いというか迷ってる感じ。
それでもこのサイズ感はいいなぁ。 やっぱり標準レンズと言われるだけのことはあります。 今のレンズはデカすぎ。
シネレンズではないけどシネレンズのように使えるか、特にレビューはしないけど今後の動画で結果がわかるはず。
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