日常的に使える35GMと違ってシグマ105mmマクロはフィールドでのテストが一番です。
というわけで三重県県民の森へ行ってきました。
35GMとシグマのマクロのみですがボディはα7SIIIとα7RIIIで、前半の元気なうちに動画、後半に体力が残っていたらスチルという計画です。
ジンバルの代わりに小型三脚を持っていきました。 もちろんLEDライトやモバイルバッテリーもです。
総重量的にはジンバルの時とあまり変わりませんが、木陰があるとはいえ真夏の早朝ではない午前中なのでかなり暑いです。
風が吹けばかなり涼しいけど暑いのが苦手な私は到着して30分もしたら汗だくになってました。
メインはシグマのマクロなのでこんな広いところじゃなくてもよかったのですが被写体には困らないです。
一番の目的はイトトンボです。
美しいメタリックな色と繊細な体で、しかも他のトンボと違って止まってくれることが多いので撮影しやすいです。
どこにでも居るとは思いますが・・・
歩きながら撮影して2時間位経ってかなり疲れてきたので東屋で休憩しました。
休憩してから展望台からの〜と考えていたらいきなり雨が降ってきました。 さっきまで晴れていたのに。
すると突然の豪雨! 直後に雷雨に。
山の雷を間近で聞くと恐怖を感じるほどです。
光ってないから落ちないかと思った瞬間、近くに落ちたような轟音が聞こえました。
傘もないし着替えも持ってきてないので雨宿りしながら1時間くらい待ってたら止みました。
でも何か雲行きが怪しく思ったので急いで駐車場へ。
車に乗ったら日が差してるのにまた降ってきました。
止みそうで止まないのでそのまま帰宅・・・スチルは試せませんでした。
105mmマクロの使用感はというと、やっぱりMFが少しやりにくいというか癖があるというか、です。
マクロ域では可変速じゃないと急ピッチすぎて扱いにくいとは思いますが、近距離になるほどルーズな動きになります。
その動きと、駆動し始める回転角の感覚がややズレているような感じです。
初期反応が悪いと言ったほうがいいかもしれません。
そして中距離(1mくらい)になるとかなり粗いピッチになるので純正GMのような動きになります。
AFはフレキシブルスポットでほぼ合うけどウォブリングを避けるために結局MFで使うことになります。
それでもやっぱり初期合わせはAFボタンで可能なので便利です。
フォーカスリングもEF100mmマクロに比べたら断然合わせやすいし。
そして解像度。これは文句なし。
でも135GMのようなヌケの良さはないかもしれない。
135GM特有のCGのような写りではなく自然な感じです。
発色も今回のテストでは特に不満はありませんでした。
レンズに関してはコスパが高いのは間違いありません。
LEDライトは木陰で暗い場所もあるので持っていきましたが、使ったのは蜘蛛の巣のカットだけです。
でもこれはあるとすごく便利です。 それは逆光を作れるからです。
でも2台は要らないかも・・・重いし。
とりあえず手応えはバッチリです。
これでやっと15年以上現役だったEF100mmマクロが引退となります。
三脚もそろそろ更新したいところ・・・